プラットホーム

Compiereはあらゆるシステムのプログラムが高度に集中化したエンジンの統合化により作られたため、すばやくあなたのビジネスにフィットできる高い柔軟性を備えたアーキテクチャを持っています。

アーキテクチャ

Compiereのアーキテクチャは、モデル駆動アプリケーションプラットホーム『Model-Driven Application Platform』になっています。 このモデル駆動アーキテクチャは、「アプリケーションディクショナリ」「トランザクションエンジン」「トランザクションデータベース」で構成されいます。

「アプリケーションディクショナリ」とは、Compiereシステムを構築するすべてのテーブル、ウィンドウ、フィールド、レポート、プログラム、ワークフローなどを定義管理する部分を示します。 「トランザクションデータベース」とは、クライアントの取引情報(請求書など)やマスター情報(顧客情報など)を管理します。

「トランザクションエンジン」とは、「アプリケーションディクショナリ」の定義を利用し、アプリケーションシステムを動かして、取引データを「トランザクションデータベース」に保存及び処理することをサポートするエンジンのことです。「トランザクションエンジン」には、データベースアクセスのための「PersistentObject Engine」、「Window Engine」、「Callout Engine」、「Form Engine」、「Report Engine」、「Process Engine」、「Workflow Engine」などが含まれています。

Compiereでは、「テーブル」、「ウィンドウ」、「ワークフロー」、「レポート」などすべて定義変更することができるため、お客様のニーズに合わせて、柔軟なカスタマイズできます。また、「PersistentObject Engine」で実装されている『ダイナミックORマッピング』は、テーブル定義を変更しても、サーバーとシステムを停止せず新しい変更を反映して、継続してシステムの利用が可能であるという優れた特長を持ちます。

カスタマイズ

Compiereのプラットホームは、柔軟に拡張することが可能となっています。画面から設定変更することにより、画面の構成や表示項目、入力項目、帳票作成などが変更可能です。

画面からの設定で変更する以外にも、ビジネスロジックの変更が発生するカスタマイズがあるかと思います。この場合、自作のプログラムを簡単に呼び出し、組み込めるようになっています。